Ecma Internationalが標準化するECMAScript以外の規格

テック

Ecma Internationalというのは、技術仕様を標準化するための国際団体です。

Javascriptの仕様であるECMAScriptを標準化しているのは有名な話ですね。

ECMAScriptは規格番号ECMA-262として標準化されていますが、Ecma Internationalは他の規格も標準化しています。

Standards - Ecma International

Ecma InternationalといえばECMAScriptだけがあまりにも有名ですが、他にもこんなにたくさんの規格があったんですね。


Googleが開発し、Flutterで使えるプログラミング言語として有名なDartの仕様も、実はECMAで標準化されていたりします(ECMA-408)。

ECMA-408 - Ecma International
Dart programming language specification - This Ecma standard specifies the syntax and semantics of the Dart programming language

ものすごく古い仕様だと、

1967年の「情報のやり取りのための磁気テープのファイル構造とラベリング」に関する仕様なんかもみれたりします(ECMA-13の1st edition)
(https://ecma-international.org/wp-content/uploads/ECMA-13_1st_edition_november_1967.pdf)

ECMA-13 - Ecma International
File structure and labelling of magnetic tapes for the interchange of information between users of information processing systems

昔すぎるのでHTMLサイトとしてのデータはなく、紙の文書をコピーした写真をそのままPDFにしてアーカイブしているのが趣深いです、、、


さらには、C#の言語仕様なんかもECMAで定められています(ECMA-334)。

ECMA-334 - Ecma International
C# language specification - it describes the form and establishes the interpretation of programs written in the C# programming language.

Ecma InternationalはECMAScriptとJavascriptがあまりにも有名すぎるため、
その他の規格がスポットライトを浴びて語られることがあまりないような気がします。

でも実際は歴史も多くかなりたくさんの規格が制定されていて、そのリストを見ているだけでもバラエティ豊かで面白いと思います。

この記事を書いた人
rio

英語を使う職業プログラマー。
英会話や英語学習は大好きなのに資格を取るのが面倒すぎ、最近ようやく重い腰を上げてTOEICを受験。
自身の英語力を信じてぶっつけ本番で挑み、945点取得。
プログラミングは最近ではGo言語、Typescript、Javascriptをよく書いている。

このブログでは、英会話や英語学習のトピックや、プログラミング関連の記事を執筆していきます。

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